読書のヤバいメリット5選!効果を疑ってるやつちょっとこい

世界の著名人たちの多くが「読書の力」に注目しています。
例えば多忙にもかかわらずビル・ゲイツは年間50冊の本を読み、マーク・ザッカーバーグは2週間に1冊本を読むと宣言しています。

「こんな成功者たちがするくらいだから読書っていいんだよなぁ…」と何となくは感じますが、そこまで労力を割くほどのメリットがあるのでしょうか。

今回は読書が持つ不思議な力を5つのポイントにまとめて紹介します。なかなか本が読めないという方は必見です。

読書のメリットを5つにまとめて紹介

本当の意味で「語彙力」が増える。

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これはよく言われることですね。読書で語彙力が増えると多くの人が語っています。でも、ここで言われている「語彙力」って一体何のことなのでしょうか?

まず「語彙力」というのは、「どれだけ多く言葉を知っているか」と理解されることがほとんどだと思いますし、この表現は間違いではないと思います。でも、ここで勘違いしてほしくないのは「単純に多くの言葉を暗記しているかどうか」ではないということです。

単純に言葉を覚えているというのは、日本人が英単語を覚えるようにただ言葉を暗記している状態ということです。
暗記しているので、「realizeってどんな意味?」と聞かれたら「それは『気づく』って意味だよ」と答えることはできます。

でも、これだけでは本当に「語彙力がある」とは言えないかもしれません。なぜかというと、その言葉をちゃんと使いこなせていない可能性があるからです。

先の例で言えば「じゃあrealizeってどんな時、どんな風に使うの?」と聞かれて、答えられなければ語彙力があるとは言えません。

「”I realized something was wrong.”みたいに、何か変だなって思った時に使うよ」とサラッと答えられる人は本当にその言葉を理解していると言えます。

語彙力とは「多くの単語の意味と使い方を理解している」と言うのが正確で、それが身につくのが読書です。

例えば、

ほのかに甘いにおいにつられ、その部屋に入ると、光沢を放つ机の上には大層立派な薔薇の花束が置かれていた。
私は馥郁たる香りに包まれ、足に根が生えたかのようにその場から一歩も動けなかった。

といった文章を読めば、「馥郁(ふくいく)」という言葉が、「非常に良い香りを表す言葉でバラなどの香りを表現できる」ということ、「『馥郁たる香り』という風に使う」ということが1度にわかりますよね。

このように、本当の意味で語彙力が身につくのが読書なのです。

ポイント
  • 語彙力=言葉の丸暗記ではない
  • その言葉を理解し、使いこなせるかどうかが「本当の語彙力」

「教養」があふれる

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「語彙力」と並んでよく言われるのが、「読書で教養が身につく」ということです。「教養」と聞くと、「いろんな物事に精通している」とか「高い教育を受けている」みたいなことを何となくイメージしますよね。

もちろん知識が増えるという面もあるのですが、読書で身につく「教養」というのは「物事を相対化する力」という側面が非常に大きいと私は思っています。

「物事を相対化する」と聞いても全然ピンとこないですよね。もっと簡単に言えば、「比較して、客観的に物事を考えられるようになる」ということです。

例えば、あなたが「ソフトクリームこそ最高の食べ物」だという意見を持っていたとします。実際の経験に裏付けられているので、「絶対にソフトクリームが1番うまい!」と固く信じている状態です。

でも、ある時本を読むと「いかにアイスクリームが至高の食べ物か」が懇切丁寧に書かれており、その表現の見事さ、論理的な筆致にあなたの心は動かされます。

「もしかして、アイスクリームの方がうまいのか…?」と。

そして、また別の本を読むと、「ジェラートというソフトともアイスとも違う第三勢力が存在する」ということを知ります。

ウソだろ…こんなライバルがいたのかよ…」とあなたはまた動揺しました。

こういった知識を手に入れたあなたは、

  • 「ソフトよりアイスやジェラートの方が美味しそうだな」
  • 「いや、やっぱソフトは一番美味しいけどアイスとジェラートにはこんな点では負けているな」

といったように考え始めるでしょう。

これが客観的に考え、相対化して物事を見ているということです。
最初は自分の考えしか認めていなかったのですが、本を通して知識を得ることで、自分の意見と他の人の意見を比べて物を考えられるようになるのです。

ただ、「俺がそう思うんだからソフトが1番うまいんだ!」と言うのと、「ジェラートほどさっぱりはしていないけど、その分濃厚。アイスよりなめらかで口当たりが良いソフトが一番おいしいと思う」というのでは全く説得力が違いますよね。

読書を通じてこのような「教養」を身につけることができるのです。

ポイント
  • 教養=物事を相対化し、比較して客観的に見る力
  • 比較して自分の意見を語ると、説得力も生まれる

偉人の考え方に近づいていく

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続いての本を読むメリットは、偉人とよばれる人の考え方をトレースできるということです。今日の私たちまで知っている歴史上の人物たちは、それぞれが偉業を成し遂げたり、人類の役に立ったりしている傑物たちです。

私たちが偉人を見る際には、「何をやったか」に焦点が当たりがちですが、本当は「何をするために、どう考えていたか」の部分が非常に重要だと私は考えています。というのも、誰が何をしたという具体的な部分は私たちには関係ないものが多いからです。

例えば、歴史の教科書では、「1590年豊臣秀吉が天下を統一した」とか「太閤検地・刀狩を行った」みたいな風に、誰が何をやったかについては書かれています。でも、これは過去の事実であって、現代に生きる私たちが聞いても「ふーん、そうなんだ。」としか思いません。

ですが、秀吉はどういうふうに考えて出世し、太閤まで上り詰めたのかについては、私たちにも関係があることなのです。もちろん、現代で天下統一はできないですが、秀吉が教えてくれる「人に気に入られ出世する方法」や「部下を教育・マネジメントする方法」はビジネスマンには必須の情報でしょう。

しかも、日本で1番出世して天下までとった秀吉が考えていたことですから、説得力もすごいですし、私たちでは思いつかない発想やものの見方があります。「孫子の兵法」など、かなり古い本がビジネスで重視されているのも、その抽象的な「考え方」が今の時代でも有用なものだからです。

歴史上の人物に会って話をすることはできませんが、本という媒体なら彼らから教えを受けることができるのです。

ポイント
  • 偉人の業績<偉人の考え方
  • 彼らの思考方法は現代でも通じる有用なもの

お金が集まるようになる

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これも良く言われることですが、「本を読むとお金が儲かる」というメリットがあります。でも、これってものすごく胡散臭いですよね。本当に本を読んでお金が儲かるということがあるのでしょうか。

実際に調査結果を調べてみると次のデータが見つかりました。

〇本にかけるお金(月額)(日経新聞2009年)

年収800万円以上 年収400~800万円 年収400万円未満
2,910円 2,577円 1,914円

〇富裕層と年収300万円以下の層との比較(Business Management Degree)

富裕層 年収300万以下
1日30分以上ビジネス書などを読む 88% 2%
読書家である 86% 26%
移動時間にオーディオブックを聞く 63% 5%

このように、上記のデータを引いて年収と読書量の間に相関関係があると多くの方が言っています。少し気になるのは元となった調査が現在はどうやら確認できないということですが、仮にこれらの調査データが正しいとすると、確かに富裕層は読書に時間を割いていることになります。

でも、なぜ本を読むとお金が儲かってしまうのでしょうか。

これについては「様々な知識、思考法、疑似的な経験を得られるから」というのが答えだと思っています。

私たちはいろんなことを経験してそこから学び取っていきますが、一生のうちに経験できることは限られています。でも、本を読むことで自分ではできないことを追体験することができるのです。

様々な経験をして知識を蓄えていれば、それを組み合わせて新たなアイデアを生み出し、いろんな状況に対処できるようになります。そして、それがお金を生み出すことにつながるのです。

より正確に言えば、あなたがお金を生み出すチャンスを上げてくれるのが、読書ということです。

ポイント
  • 私たちが一生に経験出来ることは限られている
  • 読書=疑似的な経験ができるツール
  • 経験が豊富であれば成功するチャンスを得やすい

あたらしいアイデアにつながる

電球の画像

単純な知識量が増えるだけではなく、アイデアにも読書が影響すると言われています。これについては、実証的な研究成果があるのか謎ですが、経験的にこれは間違いないと思います。

なぜ、そんなことが言えるのか。それはインプットとアウトプット、そしてアイデアの3点から説明できると思います。

学校や会社、その他多くの場面で「アウトプットがとにかく大事」ということが叫ばれています。確かにこの言葉は間違っていないと思うのですが、1つ勘違いしてほしくないのは「インプットはアウトプットに優先する」ということです。

私たちがいくらアウトプットしようと思っても、知らないことはアウトプットすることは絶対に不可能ですよね。だから、まず知識を得るという経験が必要不可欠であり、本はそれを与えてくれます。

そして、アイデアというのは「知識を組み合わせ、アウトプットしたもの」ということができます。私たちは様々なことを本やネット、会話などから知ることができますが、そこで知った情報をそのままアウトプットしただけではあまり意味がありません。

では、何が意味あるアイデアになりうるのかと言うと、今まで知ったこと・経験したことを自分なりに組み合わせた考えが価値あるアイデアになるのです。

例えば、私たちの知っているBOXティッシュは1枚とると次が出てきますよね。ですが、この仕組みが開発されたのは「ポテトチップスを見たことがきっかけ」だったと言われています。

シカゴの発明家アンドリュー・オルセンが、自宅でポテチを食べていた時、1枚のポテチにもう1枚がくっついてきたのを見て、思いついたそうです。

その時のアンドリューの頭の中を単純化すれば、こうなっていたと思います。

  1. ティッシュがとりにくい、何とか便利にできないかな
  2. ポテチがくっついてきた!まてよ、コレ使えるかも…
  3. 1枚とったら次のが引っ張られる仕組みをティッシュに活かそう!

普通の人ではポテチを見てティッシュには結び付きませんが、彼の中では「ティッシュの構造に関する知識や不満」がもとからあり、ポテチを見て「1枚とると次が出る仕組みがある」という新たな知識を得ました。それらを組み合わせて、私たちが知るBOXティッシュを完成させたのです。

まさにこれがアイデアを生み出すということですね。

このように聞くと、「じゃあ、知識を組み合わせてアイデアとしてアウトプットする方法はどう学べるの?」と感じるかもしれませんが、それはあなたが努力をして身につける必要があります。

ですが、そのアウトプット方法のヒントも本から学び取ることは可能です。例えば、「思考の整理学」という本はアイデアを出す方法についても教えてくれる非常に良い本です。

知識を組み合わせ、それを新たなアイデアとしてアウトプットするヒントを得られるのが読書なのです。

ポイント
  • 読書はいろいろな知識をインプットできる
  • アイデア=組み合わせた知識をアウトプットしたもの
  • アウトプットの方法自体を教えてくれる本もある

読書のデメリット

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これまで紹介してきたように、いいことずくめなのが読書ですが「デメリットもある!」と主張する方もいます。一体どんな点を指して彼らは読書が悪影響をもたらすと主張しているのでしょうか?

大きく分けると、読書のデメリットと呼ばれるものは次の3点にまとめられます。

  1. 目が疲れてしまう
  2. 体にダメージを与える可能性
  3. コミュニケーションがうまくいかなくなる

確かに読書に集中していると目は疲れます。これは否定しようがないですが、毎日使っているスマホやPCと比べるとどうでしょうか?経験則ですが、紙媒体の方が目は疲れにくいですよね。正直、この批判はあまり問題にならないと思います。

また、同じような意見として「体にダメージが蓄積する」という主張もあります。こちらは読書する姿勢によって、首や腰などに負担がかかってしまうという意見ですね。ですが、これも読書自体が悪いものというわけではありませんよね。改善すべきは姿勢の悪さです。

これらの点については別記事で詳しく紹介しているので、興味がある方はそちらを参考にしてくださいね。

読書で眠くなるあなたに!疲れる原因と5つの対処法まとめ

最後に、読書でコミュニケーションがうまくいかなくなるというのはどういうことでしょうか?おそらく、本ばかり読んで1人の世界に入り周囲から孤立する…といった指摘だと思いますが、これも因果関係が明確ではありません。

例えば、冒頭にも挙げたビル・ゲイツやザッカーバーグは「コミュ障」で人と触れ合う機会はないのでしょうか?また、友達のいない人はみんな「本の虫」なのでしょうか?

このように「読書が悪い!」と主張する意見の大半が、本を読まないことを何とか正当化しようとして出てきたもののような印象を受けます。もちろん、本を読むときの姿勢などは改善しないといけませんが、読書そのものはメリットばかりだと私は思いますね。

まとめ

今回は読書のメリットや効果を詳しく紹介してきました。取り掛かるのはなかなか難しいですが、少しでも「よしやるぞ!」という気持ちになってくれたらうれしいです。

具体的な、おすすめの読書方法については別記事でも紹介しているので、ぜひそちらも参考にしてくださいね!

その読み方じゃ絶対ダメ!本が大好きになる5つの読書勉強法とは?

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